2023/10/28
イルミネーション電飾を取り付けされる際、屋外に取り付けされる場合には雨等が不安という方もいらっしゃると思います。今回は、イルミネーションの防水面で、自己融着テープをおすすめする理由について解説いたします。
ジョイントがあるイルミネーションについてはNOという事になります。
ジョイント部分には金属等も使われている事から、何もせず使った場合、そこに水が入り込んでしまった場合に、不具合を起こす原因になります。
防滴・防水と記載がある商品でも継ぎ目部分の防水処理が必要という事になります。
防水処理には、自己融着テープをおすすめしております。ゴム状で伸びる素材のテープです。内部への侵入に強い事が特徴です。ビニールテープ等に比べても水の侵入に強いという事が特徴になっています。ホームセンター等で扱っております。
今日のブログでは、防水処理をテーマに色々な実験を行ってみたいと思います。
＜実験条件＞
１0分間 イルミネーションの継ぎ目部分を水につけた状態で放置。
経過後、継ぎ目部分に水の侵入を許していないかをチェックします。
※実験として行っております。通常は水につけたままの使用は行わないようご注意ください。
防水処理なしで水につけます。このまま10分間放置して待ちます。
では結果を見てみましょう。
内部には水滴がけっこうついていました。10分程度の検証ではコネクタの内側にまで水の侵入はしなかったのですが、キャップをねじる部分にまでは水滴が浸入していました。
長時間水たまりにつかったままだと水が入ってしまう可能性があると感じました。
この状況をみて、継ぎ目をキャップを締める構造というのも大事なポイントであると思いました。
なお、当店のイルミネーションについて継ぎ目部分以外は、防滴対応になっておりますので、その部分まで処理を行う必要はありません。継ぎ目部分の対策をしっかりと対応することが必要です。
今度は、継ぎ目部分に自己融着テープを巻き、10分経過後の状態を確認していきます。
10分後です。ご覧の通り連結部分の内側には水の侵入を許しませんでした。屋外で使用する際には、ご使用前に適切に、防水処理をして頂く事をお勧めします。
また、ビニールテープを巻いておけば大丈夫ではないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ビニールテープも隙間から水が入り込むリスクがあります。自己融着テープの方が簡単に処理ができます。ビニールテープだけの防水処理も不安があると考えておいた方がよそさうです。
今回2芯丸型ロープライトの場合でも検証を行ってみました。
そのままの状態に１０分間つけて検証してみます。
では、検証結果を見てみましょう。
１０分間の実験の結果、内部に多少の水の侵入が見られました。この状態では水につけた後数秒で隙間部分への水の侵入がはじまりました。１０分という時間でしたが、このまま時間を経過した場合、水がさらに奥まで入ってしまう可能性も考えられます。水が金属線まで入ると大変危険です。 水たまりにつかかったまま や 長時間の雨が続いた場合等は不安があります。
まずは自己融着テープを巻いた状態で10分間あけてみます。
１０分後の中を確認します。自己融着テープの中の水は完全にシャットアウトできています。
内側には水滴が一切確認できませんでした。しっかり防水の役割を果たした事になります。
ジョイントがある商品は、やはり防水処理をしっかり行う事が大事という事を再認識しました。
適切に処理が行われていない場合、この内側にも水が浸入し故障の原因になります。
防滴・防水対応の商品の場合でも、継ぎ目部分は防水処理必須です！
商品説明文にも記載しておりますが、まず自己融着テープを巻き、その外側にビニールテープを巻く事を推奨しています。自己融着テープの方で防水の役割を果たしてはいます。また、ビニールテープのさらにまくと確実です。また、コード色が透明の商品の場合でも自己融着テープを巻いた後、白いビニールテープをまけば、継ぎ目部分の色の違いを目立ちにくくすることもできます。
保証期間内であったとしても、適切な防水処理を行わずに発生した不良については交換対応をお断りさせて頂いております。長く使い続ける為にも、急がば回れということで。防水処理を適切に行いましょう。
イルミネーションのシーズンに入り、豊富な在庫量を取り揃えております。
通販で全国に発送を行っております。
ご家庭のご使用から大口のご使用まで、ぜひご利用ください。
イルミファンタジーHP
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